成年後見関係業務
Aさんの夫であるBさんは、認知症にかかってしまいました。
自分の住んでいる場所や貸しているアパートの名前もわからない状態で、借りている人も忘れてしまっています。
AさんはBさんの治療費を支払うためにBさんの銀行預金を解約しに行きましたが、本人ではないと言われ、断られてしまいました。
また、Aさんが家を留守にしている隙にBさんは,セールスマンから数十万もする羽毛布団を購入させられていました。
そこでAさんは司法書士さんに相談したところ、成年後見制度を紹介されました。成年後見制度のメリットやデメリットをいろいろ説明を受けた後、成年後見開始の審判の申立てをすることにしました。
その後、AさんはBさんの成年後見人になり、Bさんに銀行預金を解約して治療費にあて、高額で買った羽毛布団の契約を取り消すことができるようになったのです。
Aさんは成年後見制度のおかげで、夫の身体を直すことができ、高額な買い物をしなくて済みました。
相続事例集
Bさんは,80歳の高齢なのですが、不動産や預金,株などを保持しており、
Bさんが亡くなった後,子供達の間でいざこざが起きないか心配しておりました。
そこでBさんは、このことについて司法書士さんに何かいい方法はないか相談しました。
Bさんは,司法書士から公正証書遺言といって,亡くなる前に自分の財産をこのように処分してほしいという最期の意思を書面にして保管する方法があることの説明を受けました。
さっそくBさんは公証役場にいって遺言を作成しました。
その後,Bさんは亡くなった後のトラブルが無くなったことで安心した人生を送っております。
債務整理事例集
Cさんは,生活費不足のため軽い気持ちで消費者金融Xから10万円を
借り入れたのですが、金利が高かったためか、いくら借金を返済しても
なかなか減りませんでした。
Xはしっかり返済していたCさんに対して,30万円,50万円と,どんどんお金を貸していき、
雪だるま式に借金が膨れ上がり、CさんはXに返済するため,別の消費者金融Yからもお金を借りてしまいました。
その後も次々と消費者金融からお金を借りてしまい、借金が300万円近くまで膨れ上がりました。
不安になったCさんは、司法書士さんにこの件について相談しました。
司法書士が各業者から取り寄せた取引履歴をもとに利息制限法に基づいて引き直し計算したところ、
300万円の借金どころか、200万円近くの払い過ぎであることが判明しました。
司法書士は,その200万円を各業者から取戻し,払い過ぎていた分の借金がCに返ってきました。
司法書士のしっかりとした対応で、不安になっていたCさんの将来が明るくなりました。
※以上は事案により異なる場合がありますので、詳しくはご相談ください。
